「初心者に最適」RyzeTech×DJI【Tello】で空撮してみました!

ドローン初心者が 「安い」「簡単」「高性能」のRyze Tech社製 Telloを実際に飛ばしてみました

RyzeTech×DJI【Tello】とは

ドローンやアクションカメラで有名なDJI社と2017年に中国の深センで設立されたRyze Technology社が共同開発したドローンで

DJI製のフライトコントロール システムとIntelプロセッサーを搭載した

高性能コンパクトドローンです

RyzeTech×DJI【Tello】主な特徴

Telloアプリをスマホにインストールするだけで簡単に飛行ができます。また、別売の専用コントローラーを使うことによって操作性が段違いにUPします

飛行時間は13分しか飛ばないではなく13分も飛行できます。この機体が10万、20万するのであれば問題ですが、1万円ちょっとの価格で写真や動画まで撮れてしまうというのが驚きです

スマートフォンの画面をタッチするだけで、Circle/360/Up & Awayの動画を簡単に撮影できます

カメラの画素数は5MPではありますが、EIS(電子式映像ブレ補正)があるのでけっこう綺麗に空撮できます

初めての離着陸はプロペラの回転音に驚きますが、スマホの画面をタップするだけで簡単にできてしまいます。 また、「ビジョンポジショニングシステム」という、下方センサーが機能があるため、非常に安定した飛行が可能です。一度、飛ばすと分かりますが、機体が非常に安定しています

RyzeTech×DJI【Tello】仕様


機体(モデル:TLW004)

重量(プロペラガードを含む) 87g

最大速度 28.8Km/h

最大飛行時間 13分(無風、定速15Km/h)

動作環境温度 0〜40℃

動作周波数 2.4〜2.4835 GHz

トランスミッタ 20 dBm未満(FCC)

(EIRP) 19 dBm未満(CE/MIC/SRRC)


カメラ


最大静止画サイズ 2592 × 1936

動画記録モード HD:1280 × 720 30p

動画フォーマット MP4


フライトバッテリー


容量 1100mAh

電圧 3.8V

バッテリータイプ LiPo

電力量 4.18Wh

正味重量 25g ± 2g

充電温度範囲 5〜45℃

最大充電電力 10W

TELLO Boost Combo クイックスタートガイドより

Tello Boost コンボ 外箱

外箱表

外箱はTello単品パッケージとは別のデザインとなります

外箱裏

単なる間違いなのかバッテリー充電ハブが別売りとなっていました

Tello Boost コンボ 同梱物

Tello Boost コンボ のセット内容

個別で揃えてもあまり値段が変わらないので、とりあえず体験してみたい場合はTello単体購入をお勧めします

ただ、フル充電してもあっという間にフライトが終わってしまうので、できれば予備のバッテリーを持っていた方がいいと思います

取扱い説明書
無償付帯保険申込先について
  • 機体 ×1
  • プロペラ(1組) ×1
  • スペアプロペラ ×2
  • プロペラガード(1セット) ×1
  • バッテリー ×3
  • バッテリー充電ハブ ×1
  • Micro USBケーブル ×1
  • プロペラ取り外しツール ×1
  • 取扱い説明書(機体、 バッテリー充電ハブ )×1
  • 無償付帯保険申込先について ×1
DJIストアより

Tello単品とTello Boost コンボの違いはバッテリー数の違いバッテリー充電ハブの有無の違いです。性能やデザインは同じです

その他にはマーベルアイアンマンにそっくりなTello アイアンマン エディションやプログラミングも学べるTello EDUもあります

Tello機体

正面
左側
後ろ側
右側
機体裏面

Telloを始める前に

1年間無償で加入できる 「Tello無償付帯保険」 は必ず登録しておきましょう。空からドローンが落ちて人に当たると確実にケガをするので屋内屋外問わず忘れずにお願いします

Tello無償付帯保険

Telloを飛ばす前に「無償付帯保険申込先について 」の紙を箱から取り出し初年度無料の「Tello無償付帯保険」に加入しましょう

「無償付帯保険申込先について 」 の紙に表示されている3次元バーコードを読み取ります

エアロエントリーのサイトに移動したら、一番下にある「登録フォームへ」を押します

  • 海外製のTello、並行輸入品(国内販売店より購入した並行輸入品も含む)Telloの購入ではない。に✓を入れます
  • 中古や譲渡品等、既に一度登録されている機体ではない。に✓を入れます
  • 修理・交換品ではない。に✓を入れます
  • 登録手続きを開始しますにチェックを入れます

チェックを入れて確認できたら、必須事項を入力して登録を完了させてください

Telloフライトバッテリー充電

「Tello無償付帯保険」 の登録が終わったら、フライトバッテリーの充電をします。バッテリー3個で約2時間で充電が完了します

バッテリー充電ハブ での充電

真ん中のバッテリーランプが赤に点灯している場合は充電の準備ができていません。ただ、バッテリーを置くだけですが、意外とコツが必要です

バッテリー充電ハブ での充電

真ん中のバッテリーランプが黄色になると充電準備完了となります。左のバッテリー充電完了後に充電完了します

自分が使った バッテリー充電ハブがはずれだったのか、なかなか充電できず、とても時間が掛かりました

Telloフライト場所を探す

トイドローンと言ってもドローンと同じなので、安心して操作できる場所を事前調べておく必要があります。自宅で使うのであれば問題ありませんが、屋外で飛ばす時は慎重に場所を選ぶ必要があります。公園でもボール遊び禁止とされている場所があるようにドローン飛行禁止の公園が多数あると思います。公園にドローン禁止の表示がなくても公園を管理している場所に問い合わせしたほうがいいと思います

参考までに「ドローン飛行チェック」という便利アプリがあります。200g以上の機体を持つドローンの飛行禁止場所が赤色で表示されています

Telloアプリと接続方法(iPhoneの場合)

Telloアプリをダウンロードしてスマホでコントロールできるようにします。外箱裏面にある3次元コードをカメラで読み取ります

「入手」をタップしてダウンロードします

ダウンロードが完了すると上の画面が表示されます

Tello本体側面にある電源ボタンを押します

設定<Wi-Fiをタップして「TELLO-D××××」をタップします

Wi-Fi接続完了すると、上画像のように表示されます

アプリに戻るとコントロール画面になり、TelloのカメラがiPhoneに表示されていれば準備完了です

Tello操作方法

かんたんに各ボタンの説明をしたいと思います

  • 離着陸ボタン店:離陸、着陸がボタン一つで可能
  • フライトモード:6種類のフライトが可能(Bounce,Throw & Go,8D Flips,Up & Away,360,Circle)
  • 設定:飛行速度、VR、Bluetooth、Wi-Fi、詳細設定(写真画質、ローバッテリー警告など)
  • 再生:保存した画像や動画を閲覧、保存が可能
  • カメラ切替シャッター:ムービー、フォトの切り替えが可能
  • シャッター:ムービー、フォトのシャッター

初期設定ではTelloの高度設定は10mとなっています。詳細設定で10m~30mに変更できます。少し前までは10mまでとなっていたようですが、Telloのアプリを入れただけで設定変更することができました

Tello フライトモード

Telloアプリを使えば、1回のタップだけで6種類のフライトモードを簡単に扱う事ができます

  • Circle :円を描きながら、ショートムービーを撮影
  • 360 :その場で360度回転しながら、ショートムービーを撮影
  • Bounce :0.5〜1.2mの間をバウンスしながら、自動飛行
  • Throw & Go :機体をトスすると、その場でホバリング
  • 8D Flips :画面上で8方向にスワイプすると、その方向へ宙返り
  • Up & Away :後方に上昇しながら、ショートムービーを撮影

Circle、360はけっこう使ってます

Telloで空撮した画像

ガラケーで撮った感じになってしまいましたが、値段の割にはそこそこではないでしょうか

高度10m付近

Telloを10mの高さまで上げて撮影してみました。曇っていたので全体的に暗いイメージに仕上がっています

高度20m付近

Telloを20mの高さまで上げて撮影してみました。風はほとんどありませんでしたがこれ以上上げる勇気はありませんでした。機体が軽いので少しの風でも流されてしまうので初心者の自分ではこれが限界でした

Telloで撮影した動画

Telloを操作しての感想

Telloは30mしか上げられないと思っていましたが、この機体で詳細設定最大のMAX30mはかなり厳しいと思います。20m上げただけでかなりの高さを感じました。GPSが付いていないので飛ばされて見失ったら最後…

高く上げなければ安定した飛行ができるので、価格もお手頃でおすすめです。また、設定や操作もかんたんなので手軽にドローンを始めたい人にはこのTelloを選べば間違いないと思います

機体が軽いので風の影響をかなり受けやすいです。風が強いなと思ったら直ぐにフライトを中止してください。一度、風に流されて猛ダッシュしました(笑)

操作環境にもよりますが、屋内でも2階に上がっただけで操作不能になることもあるので、Wi-Fi中継器があったほうがより快適に操作ができます

RyzeTech×DJI【Tello】まとめ

  • ドローン業界では超有名なDJI社とRyze Technology社が共同開発したドローンなので安心して購入することができる
  • フルセット(専用コントローラー、Wi-Fi中継器など)で購入しても手頃な価格でドローンを始めることができる
  • ドローンを扱っているお店であれば、だいたいTelloを扱っているのでバッテリーやプロペラなどの付属品が手に入りやすい
  • トイドローン=Telloと言っていいほど有名なドローンなので分からない事があったら、ネットで調べることができる
  • 1年間無償で「Tello無償付帯保険」 に加入できる
  • 同じ価格帯でTelloの性能やアフターサービスを超えるトイドローンが存在しない
  • 屋外は不向き
  • 動画撮影の画質は期待できない

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です