ドローン用におすすめの日本メーカー小型風速計

トイドローンTELLO初心者です。トイドローンTELLOを使い始めて思ったことは屋外で飛ばすと風に流されやすいことです。今、吹いている風は機体にとってどの程度危険なのか全く分かりません

TELLOの最大風圧抵抗はスペックを見ても表示されていないので分かりませんが、話題のMAVIC MINI(199g)で8 m/sとなっています。それよりも100g以上軽いTELLOは…。

国土交通省航空局「無人航空機飛行マニュアル(DID・夜間・目視外・30m・危険物・物件投下)」によると

3.安全を確保するために必要な体制の一部に「風速5m/s以上の状態では飛行させない。」という項目があります。199g以下のトイドローンではありますが、安全に飛行するためには覚えておいた方がいいと思います

YouTubeなどで見ると分かりますが、風速5m/sもあったらまともに操作できません。199g以下の重量が軽いドローンは確実に風に流されます

ドローンのロストや墜落は避けたいので、安全に飛行できる目安の一つとして風速計の導入を考えたいと思います

ドローンに最適な風速計

熱式風速計、ベーン式風速計、風杯型風速計、風向風速計、超音波風速計と種類がたくさんあります。ドローンで使用する場合、ほとんどの方がベーン式風速計を使っていると思います。風車のような回転する翼を持つ計測機です。その翼の回転数を測定することにより風速を求めます。屋外の気象観測、環境調査に最適な風速計です

このベーン式風速計をドローン用に使いたいと思います

風速計の購入条件

風速計に求める購入条件

  • 電源は単3単4電池
  • 液晶画面はバックライト付き
  • 自動電源OFF機能
  • できれば日本メーカー(希望)

風速計は電池で動きますがボタン電池のモノや9Vの角形電池などの特別な電池が使用されている場合があります。できればどこでも売っている安価な単3か単4電池が好ましいです。表示画面は暗い場所でも見やすいバックライト付き、自動で電源が切れるとタイプが便利だと思います。日本のメーカーで安価な風速計を探すとほとんどないのでメーカーはお好みで探してください

サンワサプライ デジタル風速計

日本メーカーで比較的安価なベーン式風速計はサンワサプライ製のCHE-WD1又は400-TST905となります

品番CHE-WD1400-TST905
表示LCD表示3桁LCD表示
測定温度範囲
-20°C~60°C
測定温度精度 ±1.5°C
測定温度分解能 0.10.1
測定単位m/s、Km/hm/s、Km/h、Knots、Mph
精度±3%±3%
応答速度0.3s
サンプリング周期
1秒に1回
バッテリー寿命約60時間約30時間
自動電源オフ機能有効にした場合、15分で自動電源オフ15分で自動電源オフ
電源単四乾電池(1.5V)×3個9V形乾電池(006P型)×1個
動作条件-20°C~60°C、10%RH~90%RH-20°C~60°C、10%RH~90%RH
保存条件-20°C~60°C、10%RH~75%RH-20°C~60°C、10%RH~75%RH
サイズ・重量W56×D30.5×H178.5mm・84g(電池含まず)W55×D38×H175mm・148g(電池含む)
その他三脚ネジ穴

CHE-WD1の特徴

  • 気温も計測できる
  • 自動電源OFF機能を有効にすると自動電源オフ
  • 単4電池3本使用で約60時間

400-TST905の特徴

  • 測定単位が4種類(m/s、Km/h、Knots、Mph)
  • 15分使わないと自動で電源がオフになる
  • 9V角形電池で約30時間
  • 三脚ネジ穴があるため、三脚が使用できる

CHE-WD1と400-TST905と比較して

両方共に風速を計測する機器なので、大きな違いはありません。測定単位が多かったり、電池の種類が違ったり、三脚ネジ穴があったりと用途に合わせてお好みの風速計を購入しましょう。サンワダイレクト本店で購入すると400-TST905の場合のみ1年保証になります。通常は共に6ヶ月保証です。amazonでもサンワダイレクトがありますがこちらでは対象になるかは分かりません




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