自分の中では水銀体温計が一番正確だと思っていました。しかし「水銀に関する水俣条約(水俣条約)」の締結により、2021年以降は水銀添加製品の製造や輸出入ができないことを知り、水銀体温計を卒業することを決意しました
電子体温計を探していましたが、偶然にも非接触式体温計を購入することができたので使ってみました
Contents
タニタ(TANITA)非接触式体温計 BT-541 パッケージ
バーコードをスキャンするバーコードリーダーまではいきませんが、大きめサイズです
おでこで約1秒と高速です
ミルクなどの温かい飲み物の温度も測定できるみたいです
パッケージは透明なので体温計の形状が見えやすくなっています。単四電池を使用する為か、通常の電子体温計と比べると厚みもサイズもかなり異なります
製造元は中国です
タニタ(TANITA)非接触式体温計 BT-541 仕様
主な材質 | ABS, PMMA |
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オートパワーオフ | あり |
電源 | DC3V 単4形アルカリ乾電池(LR03)×2本 |
主な付属品 | 取扱説明書(保証書付)、添付文書、EMC技術情報、お試し用電池(単4形アルカリ乾電池(LR03)×2本) |
電池寿命 | 約5,000回(手動電源オフ時) |
一般的名称 | 皮膚赤外線体温計 |
販売名 | タニタ非接触体温計 BT-54X |
測定方式 | 赤外線式 |
消費電流 | 20mA以下 |
測定部位 | 額 |
バックライト | あり |
医療機器認証番号 | 301AFBZX00069000 |
電撃に対する保護の形式 | 内部電源機器 |
装着部の分類 | BF形装着部 |
測定時間 | 約1秒 |
体温表示 | 3桁表示、最小温度表示0.1℃ |
測温範囲 | 体温測定モード:34.0℃~43.0℃ 温度測定モード:0.1℃~99.9℃ |
最大許容誤差 | 体温測定モード 36.0℃~39.0℃ : ±0.2℃ 上記以外 : ±0.3℃ 温度測定モード 0.1℃~20.0℃ : ±1℃ 20.1℃~99.9℃ : ±5% (恒温水槽を用いて測定した場合) |
使用環境 | 温度範囲 16℃~40℃ 湿度範囲 95%RH以下(結露なきこと) |
輸送・保管環境 | 温度範囲 -20℃~50℃ 湿度範囲 95%RH以下(結露なきこと) |
告知音 | あり(サイレントモード付) |
JANコード | 4904785045293 |
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商品寸法 | 幅 49mm × 高さ 129mm × 奥行 39mm |
本体質量 | 約 90g(乾電池含む) |
個装箱寸法 | 幅 66mm × 高さ 147mm × 奥行 57mm |
個装箱質量 | 約 145g |
製造国 | 中国 |
保証期間 | 1年 |
タニタ公式サイトより
因みにBT540、BT541、BT542の仕様は同じです
タニタ(TANITA)非接触式体温計 BT-541 内容物
- 非接触式体温計 BT-541 本体
- 取扱説明書(保証書付)
- 添付文書
- EMC技術情報
- お試し用電池(単4形アルカリ乾電池(LR03)×2本)
合格証はパッケージが入っていたビニールの中にありました
タニタ(TANITA)非接触式体温計 BT-541 本体
ボタンはシンプルに3つだけです
裏側にしてしまうとこれが何なのか全くわかりません…一応これで体温が測れるみたいです
タニタ(TANITA)非接触式体温計 BT-541 使用方法
電池カバーを開けて単四電池を2本入れます
電源(測定)ボタンを押します。Err表示が出ると体温は測れません…
Errが出なければ、体温計上部のセンサーをおでこに約0.5~3cm近づけて電源(測定)ボタンを押します
コツを掴むのに10分程度掛かりましたが自分の体温を測定することに成功しました
詳しい使用方法と注意事項はタニタ公式サイトでご確認ください
タニタ(TANITA)非接触式体温計と電子体温計の比較
自宅にあったテルモさんの電子体温計と比べてみました。形状はかなり異なりますがやることは同じです
タニタ(TANITA)非接触式体温計 BT-541は約85g
テルモさんは約14gでした
何回か電子体温計と非接触体温計を使ってみましたが、誤差はあまりありませんでした。非接触体温計の計測をミスると1度以上低くなることがありましたが、誤差は0.1〜0.3位でした
タニタ(TANITA)非接触式体温計 BT-541 感想
タニタ公式サイトのご使用上の注意に「本器をあらかじめ30分ほど使用環境の温度(16℃~40℃)になじませてください」と書かれています。これは自分にとって非常に厳しい条件となります。冬の朝はエアコンを付けて温度が適温になるまで時間が掛かります。そこから体温計が使える様になるまで更に時間が掛かるので体温計を使う為に早起きしないといけないからです
他の非接触体温計を探したのですが、使用環境温度は10°〜の物しか見つけることができませんでした。しかも高額…
常に空調が効いている場所(職場など)で使うのであれば問題ありませんが、冬場の自宅では向いていない気がします
使用環境の温度(16℃~40℃)をクリアできる環境であれば非常にオススメな非接触体温計だと思いました
自分は家電量販店での購入なので1年保証ですが、タニタオンラインショップで購入すると3年保証なのでオススメです。
タニタ(TANITA)非接触式体温計 BT-541 追記
しばらく使ってみて思ったことは
「本器をあらかじめ30分ほど使用環境の温度(16℃~40℃)になじませてください」の注意書きがあるのですが、冬場は全く使用できません。朝起きてエアコンを付けてしばらくしても体温を測ることができません。冬場の朝の体温チェックには不向きだと思います。室内が一定の温度(16℃~40℃)に保たれている場所でないとエラーが出てしまい使えないからです。もう少し室温が低い場所でも使える商品が出ない限り、家庭で使う体温計は非接触式ではない体温計がオススメだと思いました