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iPhone & iPadにオススメ!Anker PowerCore Essential 20000 PD

iPhoneを使い始めて1年過ぎました。新品の時と比べるとバッテリーの持ちが悪くなってきたので、iPhoneのバッテリーを交換を考えました。しかしApple 製品限定保証期間が過ぎてしまったので交換費用が掛かります。バッテリー交換は断念し、どの端末でも使えるモバイルバッテリーを購入して使ってみました

Anker PowerCore Essential 20000 PD 仕様

  • バッテリー容量:20,000mAh/72Wh
  • サイズ:158.0 x 74.2 x 19.25 mm
  • 重量:345.5g
  • 入力PD:5V=3A、9V=2A、15V=1.2A
  • 出力PD:5V=3A、9V=2A、15V=1.2A
  • USB-A出力:5-6V=3A、6-9V=2A、9-12V=1.5A
  • 合計出力:5V=3A
  • 製品型番:A1281011(ブラック)
  • 生産国:中国

USER MANUALより

ノートパソコンでは少しパワーが足りないかもしれません。iPhone、iPad用として購入しました

Anker PowerCore Essential 20000 PD 外箱

白とブルーのシンプルな箱に仕上がっています。よく見るとパッケージ表面にデザインがありますが、上手く撮影できませんでした

Anker PowerCore Essential 20000 PD 内容物

  • Anker PowerCore Essential 20000 PD本体
  • USB-Cケーブル(0.9m)
  • トラベルポーチ
  • USER MANUAL
  • サポート方法の紙

Anker PowerCore Essential 20000 PD 本体

表面は汚れや傷が付きにくい加工になっています

裏面は光沢のない加工になっていました

モバイルバッテリーの充電はUSB-Aでは充電できません。USB–Cケーブル(PD対応充電器必須)で充電します

Anker PowerCore Essential 20000 PD 充電方法

USB–C(PD)端子に付属のUSB–Cケーブルを接続してモバイルバッテリーを充電します

充電器は付属していないので、別途PD対応充電器の購入が必要です

付属のUSB–Cケーブル

以前購入したAnker PowerPort Atom III (Two Ports) 充電器に付属のUSB-Cケーブルを接続して充電しました。Anker製PD対応充電器であれば安いモノでも問題なく充電可能だと思います

バッテリー残量0%から100%になるまで(満充電されて、LEDライトが消灯するまで)の充電時間は8時間40分でした

入力PD:5V=3A、9V=2A、15V=1.2Aなので仕方ありませんが、就寝前に充電しないとMAX充電にはなりません

Anker PowerCore Essential 20000 PD 残量確認方法

丸いボタンを押すと現在のバッテリー残量が分かります。開封後、すぐに使える様に約半分の残量がありました

ランプ4つ点灯で100%

ランプ2つ点灯で50%

ランプ1つ点灯で25%

Anker PowerCore Essential 20000 PD 接続方法

低電流モード

低電流モードも搭載され、イヤホン等の小型電子機器に最適な電流で充電することができますが、対象となる機器を持っていないので省略します

フルスピード充電(USB-C Power Delivery対応USB-Cポート)

PD対応機器(iPhone8以降のモデル)はUSB-C Lightningケーブルを使い急速充電が可能です

USB-C Lightningケーブル(別途購入が必要)を使い、モバイルバッテリー(PD側)とiPhoneを繋ぎます

Anker PowerCore Essential 20000 PD でiPhoneXの充電時間

時間\回数FOXCONN 製USB-C Lightningケーブル1回目
0分後0%
10分後
15%
20分後33%
30分後50%
40分後63%
50分後74%
60分後82%
70分後89%
80分後93%
90分後97%
100分後99%
110分後99%
120分後99%
100%(122分後)

1回のみの計測ですが、充電器と同様にPD急速充電が可能です

iPhoneとモバイルバッテリーを繋ぐと実際の電圧、電流の数値はどのくらいなのか調べてみました

USB-Cポートでは電圧が8.86V,電流は1.65Aでした。アップル純正の18W USB–Cパワーアダプタと繋げた時と同じ数値が計測されたのでPD急速充電されていると考えられます

USB–AポートにiPod touch7世代を繋げて、同時に充電したところ

USB–Aポート側は5.00V、0.93A
USB–Cポート側は4.89V、1.37A

となります。モバイルバッテリーの仕様通り2つのポートを同時に使うと電圧、電流の数値が下がってしまいました

フルスピード充電(PowerIQ 2.0対応USB-Aポート)

PowerIQ 2.0対応USB-Aポートを使って、DJI社のドローン Mavic miniのバッテリーを充電してみました

画像左:Anker PowerCore Essential 20000 PD

画像右:Mavic mini用2WAY 充電ハブ(ハブの中に3本のバッテリーが入っています)

Mavic mini インテリジェント フライトバッテリー 仕様
容量:1100 mAh
電圧:7.6 V
最大充電電圧:8.7 V
バッテリータイプ:LiPo 2S
電力:8.36 Wh
正味重量:50 g
充電温度範囲:5℃ ~ 40℃ 
最大充電電力:18 W

DJI公式サイトより

充電ハブを使い3個のバッテリーを充電しました。ケーブルはドローン付属のUSBケーブルを使用しました

充電時間\回数1個目2個目3個目
充電時間約45分約45分約60分


3本約150分

ローバッテリー表示が出てから着陸しているので、充電時間に差が出ました

約50%の残量でiPhoneX1.5回分とMavic miniバッテリー3本分の充電ができたので、おそらくモバイルバッテリー満充電で6本の充電は可能だと思います

2ポート充電(USB-Cポート& USB-Aポート)

画像左:Mavic mini用2WAY 充電ハブを使用してバッテリー×1を充電

画像中央:Anker PowerCore Essential 20000 PD

画像右:Mavic mini本体を使用してバッテリー×1を充電

エレコムUSB2.0ケーブルType-C-microBを使用して(品番:U2C-APCMB10WH)満充電まで62分

付属のUSBケーブルを使用して満充電まで75分

機体と充電ハブを使えば約75分で2つのバッテリーを充電する事ができます

Anker PowerCore Essential 20000 PD 感想

バッテリー容量は20,000mAh/72Whなので重さは覚悟していましたが、思ったよりコンパクトに作られているので、重さはあまり感じませんでした。モバイルバッテリーの形状もスマホの様な形に作られているので持ちやすく、滑りにくい表面加工に仕上がっています

USB–A、USB–C端子同時に使って端末を充電する事ができますが、2つの端子を使うと最大18Wにはなりません(合計最大出力15W)。iPhone、iPadなどのモバイル端末にはおすすめですが、ノートパソコンを充電する場合は上位機種の充電器付属Ankerモバイルバッテリーをオススメします

接続機器の充電とバッテリー本体への充電を同時に行うパススルー機能はありませんので、注意が必要です

iPhoneの場合、初期投資にPD充電器とUSB–C lightningケーブルが必要になりますが、Anker PowerCore Essential 20000 PDはスマホ、タブレットなどのモバイル端末の充電として最適な商品だと思いました

1回しか充電していませんが、Anker PowerPort Atom III (Two Ports) 充電器を使ってモバイルバッテリー満充電まで8時間以上掛かりました。もう少し短い時間で充電完了すると助かります